STATEMENT

 

結局、絵画とは何か。
全然わからないのだ。

しかしそれ以前に私は、生身の人間としてモノに触れ、音を聞き、匂いを察し、味わい、ああだの、こうだのと暮らしている。
そういった、「暮らし」のなかで得たものや、得ることのできなかったものが、形をもとめている。
一気呵成に形にしたいが活発すぎて形にならないものを、どのように形に留めるか。

その手段として、半ば無意識的に西洋の画材を選択してきた様に思う。
重ねることができ、明るく、よく見え、自分が形にしたかった物事が自ずと浮かび上がってくるからだ。

 

2018年12月18日 高橋大輔